2011-10-24

秋のカフカ



『ある朝、グレゴール・ザムザが
気がかりな夢から目覚めると
自分が一匹の巨大な
虫に変わっているのに気がついた』

こんな書き出しで始まる、カフカの『変身』、
私はせっせと動く蜂を見ると
グレゴールさんかな?
それとも、
ちっちゃくなったカフカさんかな?
と、思ってしまうのです








こんばんは。
虫媒花のヒメジョオンやセイタカアワダチソウに飛び回っている蜂を見ていたら、
ふと、昔読んだカフカの『変身』の冒頭が浮かびました。不可思議で奇妙な小説でした。
変身した虫はカフカさんの投影とも言われていますね‥。

2 件のコメント:

  1. ここ花さん。こんばんは★

    グレゴール青年も、こんな可愛いミツバチに変身できていたら、父親にリンゴを投げつけられることもなかったし、妹にも冷たい仕打ちを受けることもなかったかもしれませんね。

    この写真とコメントの組み合わせがすごく新鮮で、かつ面白かったので、ついついコメントしてしまいました(^-^)

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  2. 白雪丸さん、こんばんは☆


    >父親にリンゴを投げつけられることもなかったし‥

    そうでしたね!
    リンゴを投げつけられて、虫のグレゴールさんは
    衰弱して亡くなってしまうのでしたね。思い出しました。
    カフカ自身が父親との関係にわだかまりや
    コンプレックスがあったことも。

    コメントありがとうございます(*^_^*)

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宜しかったら、どうぞ…φ(..)