2011-07-21

リリカル・ポエティック




正面から
向き合いたくないことが
増えてゆく

逃げながら
生きのびてゆくことを
信条としていたのだけれど
逃げることも
生きることも得意になったとはいえず
やれやれ、と
ため息をつきながら
カサブランカの
紅い雄しべをつむぎ取る











 
こんにちは。
カサブランカ(ユリ)のつぼみが次々に開花し、その大輪の迫力に一種異様なものを感じています。
触手のように伸びている赤茶色の雄しべがグロテスクなのかもしれません。
娘が「ユリの花ってなんだか怖いね‥」と、つぶやく言葉に頷きました。
正面から向き合わないで、気持ち後方から眺めるといいかもしれません。人生も‥。
そんな叙情的(Lyrical)な想いを書きとめました。

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